こんにちわ。小川です。
10/25のSHIP経営計画セミナーにご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。私が拙い話し方しかできないので大変恐縮ですが、SHIPとして考えている経営計画はどういったものか、ということは少なからずお伝え出来たのかなとは思います。

さて、先日の日本経済新聞に個人的には衝撃的な記事が載っていました。

「新規住宅ローン撤退 三菱UFJ信託銀行 富裕層向け強化」
「住宅ローン地方撤退 みずほ銀行 東北など新規分で」

金融機関さんにとって規模の大小関係なく草刈り場的であった住宅ローン市場から、撤退する銀行が現れるとは自分としては衝撃です。
確かに、昨今の低金利状況では住宅ローンそのものでは収益が得られにくいといわれておりました。
給与振り込み、口座振替、などその他の複合取引かつメインバンク化が期待できるということで、各行重要商品に位置付けられていたはずなんですが。時流とともに変化していくのですね。
そんな時流の変化とともに変わりゆく金融機関さんと折衝や交渉を行うのにあたり、三種の神器ともいえる、3つのツールがあります。

それは「試算表」「資金繰り表」「受注明細」です。

「そんなことはわかってるよ」と思われる方もお見えになると思います。
試算表は過去の状況を、資金繰り表が現在を、受注明細が近未来を、それぞれ表す。
そのように私は考えています。ちなみに経営計画が未来を表す、といったところですね。
時間の流れは過去から未来につながっていく、当然ですね。
過去があって現在がある、現在があって未来がある、となれば、自社の状況を時系列に把握し説明するには、この三種の神器が「最低限」必要といえるわけです。経営の状況を把握する基本資料でもありますね。

ところが、私が金融機関勤務のときに、この3点が、スッと、且つ、セットで、事業者の方から頂いた記憶は極少です。
業歴が長い事業者の方でも作っていないということはよくありました。
場合によっては、事業者の方からヒアリングして、金融機関側で資金繰り表や受注明細を作成したりしていました。
基本資料なくして経営ができるのかといえば、現実的にはできてしまうのでしょう。
しかし、しっかりとした経営なのかと言われれば、そうではないと言わざるを得ません。
経験則でしかないのですが、この3種の神器がスっとかつセットで提出できる企業は比較的業績は好調でしたし、
そうでない企業は苦戦している傾向が強かったのです。
事業をやっている以上、資金調達は必ずどんな企業にも必要となります。
資金調達を金融機関さんから行うのであれば、金融機関さんと信頼関係を構築しておくことは重要ですね。
その中で、自社の状況を説明するために、まずこの3種の神器を使って説明することが、
金融機関さんと事業者の方の「対話」を深めるきっかけになるでしょう。信頼関係構築の第一歩ですね。
又、様々な事業展開をしていく上でまず自社の状況を把握するということが重要になってくるのですが、その自社状況をしっかり把握するための基本資料ともいえます。自社内で情報共有するためにも役立つはずです。

事業者の皆さんは、「試算表」「資金繰り表」「受注明細」は常に手元に持っておられますか?
自社の状況把握は常にできていますか?

SHIPでは経営計画のみならず、このような経営管理を始めとした経営に関するご支援も行っています。
もし御相談事がございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。

ちなみに、SHIP経営計画セミナーは次回12/13に開催させていただきます。
8月に1回目、10月に2回目、そして次回で3回目です。
内容は、過去2回と変わりませんが、まだご参加いただいてない方は是非ご参加ください。