スペシャリスト2025.5.8 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

最近、目の調子が悪く、思ったように仕事が進んでくれません。
体が健康であり、脳が思ったように働いてくれることの大切さを再認識しています。
「今の状態が当たり前ではない」からこそ、有限である時間をしっかり考えたいと思います。

僕は、30代から税理士として、企業支援を行ってきました。
なかなか上手くいかない時期もありました。
それでも、約20年間、黒字化支援を継続してきてクライアント黒字率90%が見えてきました。

日本の多くの会計事務所が「財務コンサル」に特化することを目指しています。
我々も多くの会計事務所にSHIPのやり方を伝えています。
しかし、現状、実現できている会計事務所はまだまだ少ないでしょう。
そんな会計事務所において、これからの5年間が重要だと考えています。

現段階において、なぜSHIPが実現できているか?
組織内において、「黒字化に特化した伴走支援」に対する意識が浸透しているからです。
bixidによる月次決算、経営計画作成だけでなく、試算表作成、申告書作成の業務など、SHIP内のすべての業務が「黒字化」に向かっているからです。
「クライアントの黒字化100%」がSHIPの存在意義として、SHIPスタッフの共通認識になっています。
だから、SHIPは実現できていると言えます。

TOPである僕だけがスペシャリストになっても意味はありません。
SHIPという組織、そこにいる全員がスペシャリストとしての自覚を持ち、チームとして企業をサポートする。
学歴であったり、生活環境であったり、様々な要因をチームとしてカバーする。
個のスキルではなく、組織のスキルを上げることをずっと目指してきた結果が、いまのSHIPだと言えます。

昨年の契約の半分がセカンドオピニオンでした。
税務顧問契約ではなく、財務コンサル契約になります。
たとえ、赤字が続いてきた企業であっても、1年で黒字体質に変えることができます。
人間と同様、体質が変わった組織は、その後も利益を継続して出していくことになります。

体質を変えるには、思考を変えなければなりません。
SHIPでは、1社3人体制を基本としているため、クライアント企業は多くのSHIPスタッフと関わりを持ちます。
このとき、SHIP内に浸透している思考にクライアント企業は触れることになります。
この思考の接点が継続されることが、1年後には多くの企業が黒字体質に変わっていく要因です。

SHIPという会計事務所が「伴走支援」のスペシャリスト集団になることで、我々を取り巻く環境も変わってきました。
税務調査専門の元国税局の税理士や組織編成に特化した公認会計士。
事業承継専門の税理士や元金融庁の金融プロフェッショナルなど、企業の成長過程において直面するであろう課題解決のスペシャリストが我々とともに企業をサポートできる体制を実現できています。

この数年間、bixidをプラットフォームにして、企業を黒字化に導くためのスキルを磨いてきました。
赤字であった企業が利益体質に変わることで、また新たな課題が登場します。
それでも、我々が「黒字化支援」に集中できているのは、周りにいるスペシャリストの存在が大きいと言えます。
伴走支援という土壌の上で、様々な課題を一緒に解決していくイメージです。

SHIPという組織の思考。
この思考を今後も多くの企業と共有し、我々は「伴走支援」のスペシャリストを目指したいと考えます。

■次回のSHIPカレッジは、「会計力を身につけるための管理会計講座」です。
ぜひ、ご参加ください。
SHIPカレッジ申込みはこちらから
https://www.ship-ac.jp/seminar/1499.html

■定期的にメルマガを配信してます。
メルマガ登録はこちら

■2024/7/30出版 書籍『Deep Accounting』

関連するBLOG

ContactContact弊社へのご質問・お問い合わせはこちらから