会計事務所と企業が未来を共有する2023.8.23 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

新型コロナウイルスが5類感染症に移行後、一気に人の動きが激しくなってきました。
人が動き、お金が動き、経済が動き出したと実感しています。

僕自身もリアルセミナー登壇の依頼が増えてきており、気が付くと“移動の予定”が今年の12月まで入っています。
これまで移動をせずにオンラインセミナーが主流だった分、反動もあるかと思います。

振り返ってみると、この3年半の間は、「考える時間」だったと思います。
特に、「時間の使い方」を見直すことを考え、それまでの当たり前が当たり前ではなくなりました。
今後、5年、10年経った時にこの「考える時間」が分岐点になったと思えるはずです。

自分の1日は24時間
当たり前にある24時間を考え、24時間をどのように投下していくかを見直す作業・・。

そして、「見直す作業」はこれからも継続されていきます。
ここに、自分自身の時間に対する価値観が変わったことと、その作業の優先順位が変わったことがはっきりと見えます。

一気に人の動きが活発になり、急激に元の経済活動に戻って行こうとしています。
人間と同様、経済も元の活動に戻ろうとするのは、必然なのでしょう。

でも、確実に世の中は変化しています。
確実に、我々の価値観(正しいと思う考え方)も変化しています。
この変化を一歩引いた場所から客観視しながら、これから急激なスピードで
変わろうとしている世の中を予見しなければなりません。

・・とても難しいです。
難しいからこそ、議論し、共有することが大切なんだと思います。

我々は、bixidをプラットフォームとし、SHIPと顧問先企業はbixidを真ん中に置きながら“今”を共有しています。
そして、bixidで経営計画を毎月ブラッシュアップしていきながら、“未来”を共有しています。

“今”を共有し、“未来”を共有する。

「会計事務所が様々な企業と未来を共有する」ために、その都度、議論を重ね、そのときに出た答えを共有していく必要があります。

その答えは仮説であり、そこに正解はありません。
毎月の月次決算は、その「仮説」をブラッシュアップする時間であり、この時間を繰り返していくことで、仮説を正解に近づけていくことができるはずです。

いかがでしょうか?
多くの企業の黒字化を実現しているSHIPの“考え方の根っこ”が、ここにあると思います。

会計事務所の存在意義は、会計事務所が変えていかなければならない。
経営者や企業も、会計事務所と付き合う価値を新しいものに変えていかなければならない。

その分岐点が今なんだと思います。

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