希望のレシピ2024.1.18 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文
皆さん、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリエイティブアローズの乳井です。2024年も宜しくお願いいたします。
さて、2024年は皆さんにとって、どんな年になるのでしょうか?希望でしょうか?それとも試練でしょうか?どちらにしても、事業にとって課題や困難が付きまとうことに変わりはありません。
今回は、2024年に熱量を最大化し挑む、とある事業家の話題にふれたいと思います。
コロナ禍の真只中から全力疾走中
以前、全3回に渡ってお伝えした、青森県平川市発の新ブランド「CRAZY CIDER」。コロナ禍の影響で本業の収益が激減し、悩み、葛藤した先に行き着いた事業でもありました。
青森県と言えばりんご。そのりんごを最大限活用したシードルというアルコール飲料の開発から、この物語ははじまります。
絶対にやりきる力
CRAZY CIDERは発売当初から大きな話題を集め、コロナ禍の中でも順調に売り上げを伸ばしました。また、発売初年度には青森県特産品コンクールにおいて「青森県知事賞」を受賞。裏話ですが、審査員満場一致での最高賞は、CRAZY CIDERがはじめてと聞いています。それだけの大きなインパクトを世の中に生み出した訳です。
そして、その成長は2024年度に入り更に加速しています。都内の販路が大きく開き出しました。工場はフル稼働です。在庫管理に苦慮する日々。事業初期の段階で追加導入した、醸造タンクがあって良かったと安堵しています。
事業がどんな状況にあっても、自分たちが生み出した新たな道を信じて突き進む。そしてやりきる。そういうマインドが無ければ絶対に成功しなったでしょう。
新たな物語に休息はない
そして今、CRAZY CIDERを蒸留しアップルブランデー創りに着手しています。その名も「CRAZY DAYS」。
ネーミングの意味は「夢中な日々」です。夢や希望をもって果敢に取り組む全ての人をリスペクトし、応援したい、そんな想いを込めています。
それぞれのブランドメッセージも以下のようにシンクロしています。
・CRAZY CIDER Love a Life, Love a Moment.(その瞬間を大事にすることが人生を豊かにする)
・CRAZY DAYS Love a Life, Love a Dream.(夢を信じ探求することで人生が豊かになる)
CRAZY CIDERで和気あいあいと盛り上がり、夜が更けた時間帯にはCRAZY DAYSを飲みながらお互いの夢を語り合う。そんなシーンを想定して生まれたメッセージです。
夢を目標に、理想を現実に
CRAZY DAYSは、CRAZY CIDERブランドの勢いをそのまま継承し、ローンチ時から世界市場を狙うブランドとして設計された、同社初のグローバル戦略商品です。
初めに取り組んだ事はマーケットのリアルな声を聞くことでした。ブランデーやウイスキーの市場がどのようになっているのか、成長しているブランドはどのように突き抜けていったのか、どんな味やデザインが海外で受けるのか?マーケティングの専門家ではなく、都内各所のBARやレストランで、実際に商品を仕入れ提供している方々を中心に情報収集を重ねました。そして今まさに、私たちが共創し積み上げてきたものが一つのカタチとして世に放たれる直前まで辿り着きました。
クラウドファンディングという名のテストマーケティング
実は現在、CAMPFIREというクラウドファンディングサイトにてCRAZY DAYSを出品しています。
当初の目標金額は500万円でした。一体どのような反応があるのかドキドキでした。しかし蓋を開けてみれば公開4日目で目標金額を達成!現在はNEXT GOALを2,000万円に再設定して取り組んでいます。1週間後には900万円を超え、残り期間を考えると十分到達できそうな雰囲気があります。
では何故、このような結果になったのか?振り返るには早いのですが、私が感じている事をお伝えいたします。
物語性×情熱
皆さん、まずは以下のサイトをご覧ください。そこに答えがあります。
|CRAZY DAYS CAMFIRE サイト|
https://camp-fire.jp/projects/view/728739?list=watched
そこには、代表である水口さんのリアルな頭の中が、本人の言葉で掲載されています。しかも、それぞれの言葉は決して過剰に表現しているのではなく、本当に普段から考えていらっしゃるリアルな言葉です。そしてその言葉はストーリー性があり、とても強いメッセージになっていると思います。ここに多くの共感が集まっていると考えています。
また、代表自身が多くの方々に慕われていることもあります。日本全国の志ある経営者が彼を応援したいと思う、日常的な繋がりがいかに大事なことか、を学ぶことが出来ると思います。
当事者的熱量の乗算
最後に、是非皆さんに知って欲しいこと。水口代表と私の関係性は同志であり、共創パートナーです。ある意味、損得勘定を超えた関係にあります。何故か?私自身が水口代表のビジョンに心の底から共感し惚れてしまったからです。私にとっても完全に自分事になっています。例えば、皆さんの周りに、私と同様の広告会社やデザイン会社、ブランディング会社で、同志と言える方はいるでしょうか?
・プロにお願いしているから任せっきりになっている
というのであれば残念です。何故ならば、目的と手段が入れ替わっている可能性が高いからです。最小限のコストで最大限の成果を生み出すためには、商業的にいう「委託企業」と「受託企業」の双方が、120%のモチベーションで取り組む必要があります。どちらかに偏ってしまっては、大きな成果を生み出す事なんてあり得ません。お互いに刺激し合い、高みを目指せる絶妙な関係にあるからこそ、新しい価値は生み出されると私は考えています。
2024年、皆さんの事業がより良きものになる事を願っております。また、現在公開中のCRAZY DAYS応援の輪をもっともっと広げ、日本全国に夢と希望をお届けしたいと考えております。是非皆さまも本事業の目撃者になっていただけることを願っております。
応援をよろしくお願いいたします!
|CRAZY DAYS CAMFIRE サイト|
https://camp-fire.jp/projects/view/728739?list=watched
株式会社クリエイティブアローズ
代表取締役 乳井 俊文