実現出来る人、出来ない人2022.9.14 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文

皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの乳井です。
今回は実現出来る人・出来ない人、その違いはどこにあるのか?について考えてみたいと思います。

以前、とあるプロゴルファーがお話されていた事があります。

「夢は夢なんだから実現出来るはずが無いと自ら思い込んでしまう。だから目標といえばいい。」

なるほど、と思いました。確かに夢というとなんかフワッとしていて、明確なイメージが湧きづらいもの、そもそも夢として語っているだけで、内心は本気でそう思っていない魔法の言葉のように思えます。それが、目標という言葉に置き換えるだけで一気にリアリティが増す、言葉って大事だなと思いました。
「こうなりたい。こうしたい。」では気持ちの入り方が弱い。「こうなる。こうする。」と思い込むだけで俄然強い意志となる。そんな事かと思っています。

ビジネスに置き換えても全く一緒です。こうしたい、ああしたい、そんな事を言っておきながら、結局何も形に出来ない人、以外に多いのでは無いでしょうか。一方で同じ環境下でも着実に実現している人はいる。私は、実現出来る人は以下の公式に当てはめて見ています。

「実現力=決断力+タイムマネジメント力+実行力×情熱」

まず、実現出来る人に多くみられる特徴は、とにかく決断が速いという事です。やる・やらない、の判断を瞬時に下します。一方で実現出来ない人は、決断を先延ばしにする傾向が強いです。この時点で「決断力+タイムマネジメント力」が弱くなります。決断を一瞬で下してもタイムマネジメント力が伴わなければ当然形には出来ません。実現するためには時間軸がとても大切です。いつまでに実現させるのか?そこまで思考が働けば、後は実行するだけです。自身が設定した期日までに実行を繰り返すだけです。情熱は実現させる道のりで必要なガソリンです。ガソリンが空になり、ゼロになった瞬間にゲームオーバーです。情熱を強く持つことは、実現までの長い道のりに必要なエネルギーです。多ければ、多いほど、アクセルをフルスロットルで進めることが出来る。つまり、時間を詰めることも出来る、そう考えています。

この事は、普段の業務へも落とし込むことが出来ます。鈴木先生のブログ「暇になることと向き合う」で発信されていた事に通じるところがあります。

私は会社では「仕事ばかりしていると馬鹿になる」と良く言います。何故なら、こなすだけで新しさを生み出す要素は殆ど無いからです。「1日8時間働く」が目標になってしまうと新しい取り組みは実現出来ません。慣れている仕事であれば、「どうやって効率化(楽を)して成果をあげるか」と目標設定をした方が良いです。そして時間をつくり、自身やチーム・会社がおかれている状況を俯瞰してみる時間や、興味がある分野のインプットに充てる。そうする事で自ずと課題感が見えてきたり、新たな目標が見えてきたりします。当然オフも充実します。一番残念なことは、目の前の仕事に没頭ばかりして重要なタイミングを逃すことです。様々な人や企業との出会いや別れ、個人的な人生のイベント、全てにそのタイミングがあり、見落としてはならないものだと考えています。ビジネスで最も大事な要素はタイミングだという事は明白です。

さらには、いざ時間があいても、仕事ばかりしている人は困ってしまいます。インプットが少ない、つまり視野が狭いので思考は狭まり、思いつくことに新しさが無くなっていきます。オフの時間の使い方がワンパターンになってしまう。それほどつまらない事はありません。

目標を実現出来る人は、誰よりも時間を大事にする人です。
時間の意味を知っている人です。
一方で、時間を無駄にする人はお金を捨てている人と同じです。

この混迷の時代に、円安や物価上昇の時代に、今までのやり方では生き残れないでしょう。生産性をあげる、イノベーティブな取り組みをする、そのために今の働き方や仕組みを棚卸しアップデートする事が急務だと考えています。そのためのサポート体制は整っています。

ご興味のある方は是非SHIPの鈴木先生へご相談ください。

株式会社クリイエティブアローズ
https://www.creative-arrows.co.jp

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