成長スピードを上げるために、私たちが始めた「時間の仕分け」2026.2.25 株式会社クリエイティブアローズ 古川 智一
皆さま、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリエイティブアローズの古川です。
前回のブログでは「成長スピードは努力量ではなく、設計で決まる」と書きました。
では、そのスピードをさらに上げるには何が必要か。私たちがいま本気で向き合っているのは「時間の使い方」です。
追い風の中で感じた、もう一つの現実
2026年に入り、新規のお引き合い、コンペのお誘い、指名案件と、本当にありがたい状況が続いています。営業部も各部署も全力です。売上も着実に積み上がっています。これは間違いなく、これまで一件一件のご相談に真摯に向き合ってきた結果です。そこには自信があります。
ただ、走りながら、正直に思ったことがあります。このまま全方位で走り続けて、本当に伸び切れるのか?すべての案件に常に100%で応え続ける。理想です。でも現実は、時間も人も有限です。
これは気合の問題ではありません。「構造」の話だと感じ始めました。
成果は出ている。でも、どこか引っかかる。
営業チーム単体で見れば、数字は出ています。でも、案件を振り返ると、こう思う瞬間があるんです。
「このクライアント、もっと深く入れたな」
「もう一段上の提案ができたはずだな」
能力不足ではない。努力不足でもない。単純に、時間が分散している。
これまで私たちは、いただいたご相談には基本すべて全力で応えてきました。それが今の売上をつくってきたのも事実です。でも、フェーズが変わってきている。会社として限られたリソースで最大の成果を出す。営業部はそのハブであり、未来を決める役割でもあります。
だからこそ「時間の仕分け」をやろうと決めました。
実際に始めた「時間の仕分け」
特別なことではありません。
・どれにどれだけの時間を使っているかを洗い出す
・拡張余地と収益性を並べてみる
・将来の柱になり得る案件を明確にする
そして決めました。深く入る先と、効率化する先を分ける。
例えば、あるクライアント。これまでは単発案件が中心でしたが、時間を意識的に集中させて、中長期の設計提案まで踏み込みました。すると、関わる領域が広がり始めています。単価だけでなく、信頼の質も変わってきている。
まだ途中です。でも一つだけ確実に言えることがあります。時間を寄せると、成果も寄ってくる。これは理論ではなく、いま現場で起きている実感です。
正しさより、未来を選ぶ
全部応えたい。頼られたら断りたくない。
仕分けをすることに、正直、葛藤はありました。でも、私の立場で考えたときに思ったんです。会社の時間を守ることも、責任だなと。
全部やるのは、優しさかもしれない。でも、集中するのは覚悟です。
今は、その覚悟を持とうとしています。
成長スピードは「量」ではなく「配分」で決まる
忙しいことと、伸びていることは別です。成長スピードは、どれだけ動いたかではなく、どこに時間を置いたかで変わる。時間は、いちばんリアルな経営資源です。それを仕分けることは、冷たい判断ではありません。未来を選ぶ行為だと思っています。
・売上は伸びているけれど、どこか伸び切らない
・全方位で頑張り続けている
・リソースの使い方に違和感がある
もし今、そんな感覚があるなら、問いを一つ変えてみてはどうでしょうか。「もっとやる」ではなく、「どこに時間を置くか」。
私たちもまだ挑戦の途中です。でも、時間の仕分けを始めてから、成長の「角度」が少し変わった感覚があります。成長は偶然ではない。設計できる。そう信じて、いま動いています。