新規事業は共創で加速する|エピローグ|2022.6.22 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文

皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの乳井です。
前回まで全3話でお送りした「CRAZY CIDER」の物語。その後どうなったのか?!とても気になる、という声を多数いただきました。そこで、M代表の許可のもと、「その後どうなった?!」を今回のテーマにしたいと思います。

結論からお伝えしますと、想定以上の大きな反響があり、予定を大きく越えるブランドの認知、商品の出荷状況となりました!立ち上げは大成功です!!
当初の事業計画では、酒税法にのっとり最低製造数量の年間 6,000 リットルを指標としていました。330mlの瓶で約20,000本の生産を目標とし、20,000本の販売で損益分岐点に達するように事業計画は緻密に設計されていました。実行力があって、ダイナミックな決断をくだすM代表。実は緻密で繊細な思考も当然ながら持ち合わせていたということです。冒険はしますが、事業計画ではリスクが最小限に抑え込まれるよう設計されていたのです。ところが、発売から約40日で初回製造の5,000本が完売。新商品のCRAZY CIDER SWEETを追加で5,000本分ほど仕込み、さらに初回製造したCRAZY CIDER DRYを追加で5,000本製造開始。発売から2カ月もたたないうちに15,000本を製造。恐らくM代表のなかでは想定内なのかもしれませんが、嬉しい悲鳴とはまさにこの事かと思います。私たちにとってもとても有難い、嬉しい結果だったことは言うまでもありません。約1年かけて立ち上げたCRAZY CIDER。そのブランドが多くのお客さまの共感を得たということですから。お客さまには感謝しかありません。また、私のことを信じてついて来てくださったM代表にも感謝と尊敬の念で一杯です。

この状況を創り出すためには、当然ながらPRや広告、プロモーションの力も重要でした。
それは、市場にお届けしたい情報を漏れなく、想いのこもったプレスリリースの配信からはじまります。TVメディアをはじめとするパブリシティの獲得。Instagramやfacebookアカウントの開設や運用、そしてインフルエンサーの起用や広告。ローカルでのTVCMの他、YouTubeでのブランドムービー広告配信等、緻密に設計されたコミュニケーション計画があったからに他なりません。
特に、もっとも重要視しているInstagramでは、アカウント開設から約1カ月で700フォロワーを超える急成長を遂げることが出来ました。また発売を記念したプレゼントキャンペーンでは、当選者数10名のところ、10日間で550名以上の申し込みがあり大成功となりました。TVCMにおいても、そのテーマやクリエイティブの評価が高く、各方面からお褒めの言葉を頂戴し、ブランド認知や購買に大きく寄与する結果となりました。今まで休眠していた自社のECサイトでは、全国各地のお客様からの購入が増えつつあります。
(といってもまだ、ローンチしてから10日間の出来事です)

こんな話があります。公開したばかりのブランドサイトを見たM代表のスタッフの方々が「あまりにもカッコ良くて、うちの会社じゃないみたい」とお話されていたようです。遠方でその話を伺ったので、なかなかその方達とお会いすることは出来ないのですが、次回お会いする際に、お伝えしたいと思っていることがあります。それは、
「私たちは、M代表の想いやビジョン、そしてそこで働く皆さんを想像して、在りのままのイメージをかたちにしただけなんです。つまり、もともと皆さん自身がカッコよかっただけなんです」と。私たちはその潜在的な魅力を独自のノウハウやアイデア、そしてマーケティング分析やクリエイティブという力で魅力的に編集し、見える化しただけなのです。きっと今まで、そういうパートナーに巡り合わなかっただけだと。以前のブログにも記載しましたが、全ての企業には何かしらの魅力があり、ブランド力があるはずです。きっと、ただ埋もれているだけなんだと思います。表層的に着飾るのではなく、もっと本質の深い場所から語り合い、共創できるパートナー企業が必要なんだと思います。

CRAZY CIDERの物語はいよいよ本番を向かえ、毎日のようにアップデートされていきます。
まずは、短期的なマーケティング戦略をM代表と共に考案し、どの分野に具体的にいつアクションして、どの程度の投資をしてスケールさせていくのか、日々チャットを通じたコミュニケーションを行っています。事業が急成長を迎えるとき、実は様々なリスクがあります。企業経営の財務的な課題から、人材採用・育成、そしてチームビルディング。常に一歩二歩先回りして手を打たなければ、その成長についていけなくなってしまいます。また、一旦成長を緩めてしまうと、その成長曲線に以前ほどの力強さは無く、大きな機会損失を招くことになりかねません。だから今は立ち止まる事が出来ない時期。とにかく頭をクリアに、全速力で走り続けるしか無いのです。私たちもしっかりと全速力で伴走し、これからもブランドの成長に加担していくつもりです。

最後に、このブログを見てくださる方の多くは企業経営者かと思います。コロナ禍の地方において、その影響を大きく受けたM代表の事業。そんな状況でも決して後ろを振り返ること無く、守るだけでなく、前だけを向いて走り続けてきました。それは決して平坦で簡単な道ではありませんでした。今回の取り組みで間違いなく言えること、それは自身の決断を信じて突き進めば、必ず出口は見つかるという事です。M代表がそれを証明してくださいました。皆様の事業におかれましても、きっと様々な課題があると思います。少しでも多くの企業経営者様に希望をもっていただきたい。そういう想いで、SHIPの鈴木先生と伴走しています。

是非、SHIPの鈴木先生と、そして私たちSHIPアソシエイトパートナー達と一緒に明るい未来を創っていきましょう!

CRAZY CIDER
https://crazy-cider.co.jp/

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