管理会計の底力2023.11.15 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

広島の企業とオンラインで月次報告。
沖縄の企業とオンラインで月次報告。
青森の企業とオンラインで月次報告・・。

オンライン上でどんな内容が話されているか?

「管理会計」です。

「管理会計の考え方」とbixidをプラットフォームにした過去・今・未来のチェックをオンラインで行っています。

・そのサービスのお客様単価は?
・そのサービスの変動費(材料・仕入等)は?
・そのサービスの提供時間は?
・そのサービスの年間購買サイクルは?
・そのサービスを提供するスタッフの時給は?

などなどなど。
顧客接点時に実施されるサービスの提供(行動)を因数分解していき、様々な数値に置き換えていきます。
ただ、置き換えた状況は「現状分析」にすぎません。

置き換えた“今”の状況と目標としたい“未来”とのギャップを数値をもとに検証していきます。
これらの検証をオンラインで実施したとしても、企業の業績は確実に上昇していきます。

たとえば、経営計画を作成してもその計画通りにはならない場合、その計画自体に“穴”が空いてるのではないでしょうか?
計画通りに進まない原因となる“穴”がいくつも空いてる状態です。

バケツをイメージした場合、穴が空いていてその穴から水が漏れているか、もしくは、しっかり密閉されたバケツの状態で、水が漏れることがないか・・・。

経営計画も同じです。

経営計画は「経営の設計図」として、意味のあるものにしなければなりません。
意味のあるもの=「実現可能な黒字化計画」と捉えた場合、そこにある“穴”は次第に塞がれていくはずです。

“穴”のない経営計画は、現実の世界でもその通りに進んでいきます。
つまり「未来は管理会計により、予測ができる」となります。

「先月の財務データがbixidに入りました。確認をお願いします。」
と言われ、bixidにアクセスします。
画面上に出てきた数値が予想していた通りであれば、「予測した」結果だったとなります。

逆に、上にも下にも大きく差額があった場合、予測した数値とのギャップを確認します。
ギャップは下だけでなく、上への差異もよくありません。
いずれにせよ、確認作業は必要となります。

当然、そのギャップが生まれた理由はちゃんと存在し、外的要因なのか内的要因なのか、の検証が行われます。

まず、想像していただきたいのが・・・・
「未来は管理会計により、予測ができる」ということです。

12ヶ月間の設計図をしっかりと作成しておけば、様々な出来事を「想定内」とすることができるのではないでしょうか?

“穴”の塞がれた設計図。
そして、その設計図通りに未来は進んでいく。
この意識のもとで経営を行うか、それとも何も持たずに前進するか・・・・

ここに、「管理会計」を組織に浸透させる“意味”があります。

◆次回のSHIPカレッジは12月11日です

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