チーム力を高める、No.2のアプローチ2024.2.28 株式会社クリエイティブアローズ 古川 智一

皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの古川です。

2024年2月、日経平均株価が史上最高値を更新したニュースが話題となりました。「約34年ぶり、バブル期超え」と聞き、新たな時代の幕開けを感じました。そんななか、弊社があらためてクライアントに提供できる事、また私自身が組織に貢献できる事とは?をよく考えています。

今回は、私がチーム力を高める上で「どんなチャレンジをしているか」の一部をご紹介させて頂きます。

 

私たちクリエイティブ業界は何かと属人化する傾向にあります。例えば「企画を立案する」「ストーリーを創る」「コンセプトを生み出す」といったタスクは、アイデア出しは複数人で実行できても、最終的に魅力的なストーリーに仕立てるのはプロジェクトの責任者です。プロジェクトを成功に導き、クライアントより信頼を頂けばいただく程、その傾向が強くなっていきます。例えるならタレントに近いです。しかし、このようなサイクルでは必ず限界がきます。現に弊社内でもそのような状況に陥りつつあるスタッフも複数人いるのが現状です。

ではどうすれば良いか?!それは、チームワークであり、それを実現させる仕組みやシステムだと最近考えています。現在、弊社代表が組織デザインに本格的に取り組んでおり、私は現場レイヤーでどのような仕組みを構築し、それぞれのスタッフが具体的にどのように思考し行動するかのデザインに頭を悩ませています。もともとそのような知見やアイデアは持ち合わせていないので、とにかく勉強です。代表から基本的な考え方や仕組みを学び、受け取ったメッセージや思考の本質を組織へどう実装するか、脳みそに休息はありません。

組織デザイン=仕組み

企業成長の状況に応じて、適切な仕組みが必要です。仕組みとは、組織デザインのアウトプットであり、ルールです。スタッフによっては“ルール”と言うとネガティブに捉えられることもあります。なぜなら、これまで本人が経験してこなかったルールを組み込むことに多少のストレスや負荷がかかるからでしょう。
私は「なぜルールが必要なのか」や、実務ベースに落とし込んだ際に「どの様な結果がもたらされるか」を、期待値も含め各チームリーダーやスタッフへ教示していこうと考えています。

 

具体的な指示と目標設定

ではどうするべきなのか?私はチームリーダーと協力して、目標設定や「具体的な指示」を作成し提示することだと考えています。 目的は、業務の方向性を明確にし、メンバーのパフォーマンスを最大化することです。各メンバーが自らの役割や責任と権限を理解し、自発的に業務に取り組むことを目指しています。個の力を活かし、チーム全体の生産性や成果の向上、そして組織での目標達成につなげていくプロセスは難しくもあり、私の仕事の醍醐味でもあります。

 

アジャイルなアプローチ

時代の変化は想像以上に早いです。私たちはチームのパフォーマンスを効率よく底上げしながらも柔軟性を生み出すために、社内プロジェクトなどはアジャイル的なアプローチを導入しています。事前の業務プロセスやリスクヘッジなどを言語化しチームへ共有。「まずはやってみる」という空気感をつくり、運用ベースでは報連相やモニタリングを継続し、常に改善策をチームに落とし込んでいきます。
アジャイルなアプローチは、市場の要求に柔軟に対応することができ、チームメンバーのモチベーションを高め、効果的なコラボレーションを促進する効果も期待されます。

・今回トライして反省点のあるタスクは、次回は〇〇して仕切り直そう。
・今日は成功したので、明日からは〇〇を進化させよう!

チームリーダーやスタッフ、弊社内での自然な会話の一部です。

 

企業の成長期に、必要不可欠な仕組みのアップデート。その基本である組織デザインを守り、チームビルディングへ繋げていく。ベースとなる仕組みがあることによって、個人のスキルやオリジナリティが尊重され、明確になった目標へチェレンジしていく、という考え方です。
スタッフが共通のビジョンに向かって共鳴し、クラアインとの事業成長のために汗をかく。これほどワクワクすることはありませんね!

これからも古川のチャレンジを応援くださいませ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

株式会社クリエイティブアローズ
取締役 古川 智一

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