感謝と共に2026年へ2025.12.26 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

2025年も残すところあと1週間となりました。
今年1年、皆様には大変お世話になりました。
この1年を振り返ると、本当に多くのことがありました。

bixidを活用し、月次決算報告で様々な業種の経営者の方々とお話しする日々。
建設業、広告業、飲食業、美容院、社会福祉法人・・・。
毎日、経営者の皆様の熱い想いに触れ、共に悩み、共に喜び、共に未来を描く。
これほど幸せなことはありません。
青森から沖縄まで、全国の経営者の皆様と関わらせていただけることに、心から感謝しています。
おかげさまで、2025年は充実した1年になりました。

■ スタッフの成長が何よりの喜び
今年、特に嬉しかったのは、SHIPのスタッフたちの成長です。
税理士登録を果たし、新たなステージへ進んだ者。
SHIPの「黒字化マインド」に触れて大きく変化した者。
育児休業から復帰し、新たなチャレンジを始めた者。
freee会計の導入に積極的に取り組み、DXを推進してくれた者。
資格勉強に本腰を入れ、学びを深めている者。

一人ひとりが、それぞれのステージで着実に成長してくれています。
ブログでもスタッフたちが自分の言葉で現場の声を発信してくれるようになりました。
「守破離」の精神で学び続ける姿。
「決意100% 方法0%」で新しいことに挑戦する姿。
「黒字化ストーリー」を本気で顧問先企業と共に創ろうとする姿。
彼らの成長する姿を見ることが、私にとって何よりの喜びです。

SHIPは現在34名の組織です。
7時間勤務という働き方改革にも挑戦しながら、全国の顧問先企業様をサポートしています。

スタッフの幸せと顧問先企業の黒字化、両方を追求する。
簡単なことではありません。
でも、スタッフ一人ひとりが「経営者の参謀」として、月次決算を通じて企業の黒字化に貢献する。
この想いを持って、日々頑張ってくれています。

■ 2025年、私自身の挑戦
この1年、私自身も新たな挑戦を続けてきました。
55歳になり、改めて「自問自答」する時間を大切にしました。
若い頃は、視野が狭く自分の目から見えているものだけが世界でした。
しかし、55年間この体、この脳と付き合ってきて、ようやく見えてくるものがあります。
全国の会計事務所向け教育プログラムでは、会計スキルとマインドセットの両立をテーマに、会計業界の次世代を育てることに力を注ぎました。
そして、新しい著書も最終段階に入り、来年の出版まで残りわずかとなりました。
これまでの20年以上の中小企業支援、1,000社を超える経営計画策定の経験。
その中で見えてきた「本質」を、より多くの経営者の方々に届けたいという想いで書き上げました。
相変わらず、1日12時間話す税理士として、月次決算を通じて経営者の皆様と向き合い続けています。

■ 2026年への抱負
来年2026年も、正解のないVUCA時代が続くでしょう。
変化し(Volatility)不確実で(Uncertainty)複雑で(Complexity)曖昧な(Ambiguity)時代。
だからこそ、私たちには大きなチャンスがあります。
正解がない時代だからこそ、チャレンジできる。
「できない」ではなく「できる」方法を一緒に考え続けることができる。

2026年、税理士法人SHIPとして、いくつかの大きな目標を掲げています。
1. 出版記念パーティー
これまでの経験と知見を凝縮した新著。
出版記念パーティーを通じて、より多くの経営者の皆様と繋がり、黒字化への道筋を共有したいと思っています。
2. メディアへの挑戦
会計業界のエバンジェリストとして、より多くの方々に「黒字化マインド」を届けたい。
ABEMA TVでの出演経験を活かし、テレビ、ラジオ、Web媒体など、様々なメディアを通じて情報発信を強化していきます。
経営者の皆様が抱える悩みや課題に、メディアを通じて答えていく。
会計をもっと身近に、もっとわかりやすく伝えていく。
そんな挑戦を2026年は積極的に行っていきます。
3. SHIPカレッジのさらなる進化
会計スキルとマインドセットの両立。
2026年のカリキュラムも、さらに充実させていきます。
経営者や会計業界全体のレベルアップに貢献したい。
4. 月次決算のさらなる深化
月次決算は、単なる数字の報告ではありません。
経営者と共に未来を描き、「想定力」を高め、結果にコミットする時間です。
企業価値担保権という新しい融資制度も2026年5月からスタートします。
こうした新しい制度も活用しながら、顧問先企業の資金繰り、資金調達をサポートしていきます。
5. 組織としての成長
34名の組織として、一人ひとりがさらに成長できる環境を整えます。
「経験のステージ」という考え方を大切にしながら、スタッフの自立を促していきます。
GOALを共有し、共に成長する組織。
7時間勤務でも高い生産性を実現できる組織。
そんなSHIPを、2026年も追求し続けます。

■ 存在する意味を問い続ける
最後に、いつも私が大切にしていることをお伝えします。
「なぜ、税理士法人SHIPは存在するのか?」
この問いに対する私の答えは明確です。
日本の中小企業の黒字化率は約30%。
350万社のうち、約245万社が赤字だと言われています。
私たちは、この現実を変えたい。
企業が利益を出すことは、決して悪いことではありません。
むしろ、利益を出すことで、従業員とその家族を守り、社会に貢献し、未来への投資ができる。
月次決算という習慣を通じて、経営者の皆様と共に「黒字化ストーリー」を創る。
これが、税理士法人SHIPの存在意義です。
スペシャリストとして。
経営者の良き伴走者として。
結果を一緒に追いかける存在として。
2026年も、全力でサポートさせていただきます。

■ 感謝を込めて
この1年、本当にありがとうございました。
経営者の皆様からいただく「ありがとう」の言葉。
「SHIPと出会えて良かった」という声。
「月次決算のおかげで、経営が変わった」という報告。
これらすべてが、私たちスタッフ全員の最大のモチベーションです。
皆様の笑顔が、私たちの原動力です。
皆様の成功が、私たちの喜びです。
2026年も、皆様と共に歩み続けることを楽しみにしています。
良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

税理士法人SHIP 代表税理士 鈴木克欣

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